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ホーム > 黒豆と高血圧

黒豆の効果
血圧を測っている人のイラスト

黒豆の煮汁と高血圧

黒豆の煮汁でなぜ血圧が下がるのでしょうか。

黒豆の煮汁栄養成分
による「高血圧」の
改善・効果の
メカニズム

※医学博士 野崎豊先生たちが中心になって、兵庫県立中央技術センターや、農林水産省食品総合研究所、大阪大学医学部病院特殊救急部と共同で、黒豆煮汁の血圧硬化作用の研究が進められています。

黒豆の煮汁には、悪玉コレステロールを下げるリノール酸、レシチン、グリシニン、リグ二ンや中性脂肪を下げるリノレン酸などが多量に含まれています。
リノール酸やリノレン酸は体内に入ると血管壁でアラキドン酸に変わり、さらに二種類の酵素の働きによってプロスタグランジンという物質に変化します。
このプロスタグランジンが血液を浄化し、イソフラボンサポニンなどの成分と一緒になって血液をサラサラにしてくれます。
ビタミンEは血管を広げ、カリウムは血圧を下げてくれます。
また黒豆に含まれるミネラルのカルシウムやマグネシウムは、血管の筋肉を緩める作用があり、血管を広げたり血液の粘りを取ることで、血圧を下げると考えられます。
黒豆の黒い皮の色素成分であるポリフェノールには、抗酸化作用や免疫力を高める作用があり、動脈硬化も予防され、血圧の上昇も防いでいると考えられます。

黒豆煮汁は、
動脈硬化を
予防してくれる

黒豆の煮汁の威力は、効果が一時的ではないところにあります。
黒い色素の成分であるクリサンテミンには、動脈硬化を予防する働きがあるからです。
加齢とともに、誰でも多少動脈硬化が起こってきますが、これが進行して血液の流れが悪くなると、心臓も強い力をかけるようになり、血圧が高くなるというわけです。
降圧剤で血圧が下がり、高血圧が治ったように思えても、飲むのを止めるとまた血圧が上がってくるのは、その原因である動脈硬化そのものが治っていないからです。
動脈硬化の原因のひとつは、悪玉コレステロールが活性酸素によって酸化されることにありますが、その点黒豆のクリサンテミンには強い抗酸化力があります。
つまり、悪玉コレステロールが酸化されるのを防いでくれるのです。そのおかげで、動脈硬化が予防されるので、血圧も上がりにくくなると考えられるのです。

黒豆の煮汁の臨床結果

黒豆煮汁の高血圧への
有効成分

成分 機能
ポリフェノール
(イソフラボン・サポニン)
血液浄化
リノール酸
グリニシン
悪玉コレステロールを下げる
リノレン酸 中性脂肪を下げる
ビタミンE 血管を広げる
カリウム 塩分を体外へ排出し、血圧を下げる
ミネラル 血管の筋肉を柔らかくする

「高血圧」とは

血圧は常に変動していますが、血圧の正常値は最高140mmHg以下、最低90mmHg以下といわれ、最高160mmHg以上、最低95mmHg以上が高血圧といわれます。高血圧をそのままにしておくと、どんどん血圧が高くなり、様々な病気を併発する原因となります。高血圧には次の三つの区分があります。

本態性高血圧
  • 特に原因がなく、遺伝や食生活と深く関係し血圧が高い
  • 40歳以上で高血圧の人はこのタイプが多い
二次性高血圧
(症候性高血圧)
若い人に多く腎臓や副腎などの病気があり、二次的に高血圧になっている症状
動脈硬化性高血圧 動脈硬化で血管が狭くなり、血液に圧力がかかる高血圧

「高血圧」がもたらす病気

血圧の高さより、各臓器に対する影響や血管系に起きる合併症がリスクとなります。高血圧の合併症には、脳や心臓、腎臓に表れます。

脳の血管障害 脳出血、くも膜下出血、脳梗塞
心臓への障害 虚血性心疾患(狭心症)、心筋梗塞(冠状動脈の動脈硬化)
腎層への障害 腎不全(肝臓の細動脈に硬化を起こし、腎臓の機能低下)

「高血圧」への対処法

本態性高血圧 食生活の見直し、改善や規則正しい生活の実行
二次性高血圧 原因となる病気の治療
動脈硬化性高血圧 血管を丈夫にし、血管に付着したコレステロールや中性脂肪の除去(食事の改善、栄養療法の実践)

成人における血圧値の分類

成人における血圧値の分類のグラフ

生活習慣の修正項目
(日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン2009から」)

1. 減塩 6g / 日未満
2. 食塩以外の栄養素 野菜・果実の積極的摂取※
コレステロールや飽和脂肪酸の摂取を控える
魚(魚油)の積極的摂取
3. 減量 BMI(体重(kg)÷[身長(m)×身長(m)])が25未満
4. 運動 心血管病のない高血圧患者が対象で、中等度の強度の有酸素運動を中心に定期的に(毎日30分以上を目標に)行う
5. 節酒 エタノールで男性20-30ml(日本酒1合、ビール中瓶1本、焼酎半合弱、ウイスキー・ブランデーダブル1杯、ワイン2杯弱に相当)/ 日以下、女性10-20ml / 日以下
6. 禁煙  

生活習慣の複合的な修正はより効果的である。
※重篤な腎障害を伴う患者では高カリウム結晶をきたすリスクがあるので、野菜・果実の積極的摂取は推奨しない。糖分の多い果実の過剰な摂取は、特に肥満者や糖尿病などのカロリー制限が必要な患者では勧められない。

おことわり

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